これです。甘えることはしっかり知っていますが、人間で言えば揉み手をするほどのご機嫌取りは、決してしませんねえ。
人間ほど功利的でない、ということでしょうか。
とにかく<孤高><泰然><自負>というところがいいのですねえ。
そのかわり用心深い。きわめてデリケートな動物です。
選りすぐりの<女>でんな。
かといって排他的ではないところがまたいいところです。
小さい時から共に過ごせばどんな動物とも共生できる動物です。
実は気遣いができる動物なんですね。
わが家のおふたりさんも喧嘩はしますがむつまじい時はなかなかのものです。
しかし、互いのテリトリー、距離感には厳然たるものがあるんです。
ここのところも人は学ぶべきところおおいにあると思いますが……。
閑話休題。
猫好きには猫グッズ好きが多い。当然のことである。猫くんに嵌ってしまうと、猫のあれこれ何でも好もしくなる。これはもう恋人みたいなものだ。いや、恋人以上かもしれない。何せ恋人よりその想いは長続きして、愛猫はいつまでも愛猫である。
心に揺らぎはない。その信頼関係にも揺らぎはない。考えてみれば人間関係より奇跡の関係である。そこに利害関係はない。癒し関係が存在するのみなのである。
そんな愛猫と万全の関係を築いていてもなお猫グッズが傍に欲しいのはその万全をなお万全に隙間無くしたい想いもある。
完璧など永遠に追いかけていく夢みたいなものだからなのである。
夢なら見なくちゃ損とばかりに隙間埋め猫グッズに眼がないこととなる。親馬鹿チャンリンと、ご同様である。
猫グッズに嵌るのにはさらに理由がある。50前後はあるかもしれない猫種と全部生涯のあいだに、おつきあい出来ないからである。
猫種違えばおおいに風貌違い、性格身じろぎ甘え方、みな違う。
女性への浮気と同じなようで大いに違う。そこには法律も権利も義務も声高に介在してこない愛あるのみである。凄いですね。嬉しいですね。素晴らしい関係ですね。
と言える吾輩は、猫グッズかもしれない。猫のための最高のグッズ、それが吾輩である。ニャンくんはたぶん、それが判ってしまっている!のである。イニャ〜ン!
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