猫と音楽、猫と美術
そして、おんなと猫の天性の相性。




猫ジャケ裏表紙.jpg「猫ジャケ」という本がありまして、もう絶版、表紙はイラストですが、裏表紙はズバリわかりやすい本題です。猫ジャケと言っても猫の好きな鮭ではありません。
猫のいるレコードジャケット、いっぱいあるんですねえ。
副題も「素晴らしき"ネコード"の世界」、音楽の内容も超えて、猫ジャケ、猫のいる猫ジャケットの世界なのです。
(出版社からコメント入りまして、絶版ではありません!)
レコードコレクターズ増刊 猫ジャケ 素晴らしきネコードの世界

猫ジャケ8.jpg
収録集中、わがベストというか好みの2点がコレ。
ピアノと猫の取り合わせがヒット、猫のバランス感覚と猫の奏でる天使のメロディが奏でられるごときと、勝手な解釈。もうひとつは、生意気で不遜な面持ちですらがカッコいい猫特有の個性。

猫ジャケ4.jpg猫ジャケ5.jpg若きシルヴィ・バルタンと愛猫、いずれも白猫は同じ猫のようですね。
女性と猫は、男と猫よりずっとサマになる違和感の生れない絵柄です。
だってネコと猫みたいなもので同族再会みたいなところですからね。見た目もしなやかさ柔らかさも、相似形ですからね。(余計なものが加わったり、まるきり例外!はあるにしても)

猫ジャケに多い音楽はまずジャズが多いようです。その音楽の自由度がこれも猫に相似形だからでしょうか。女と猫は多い絵柄で、これも当然でしょう。猫好き女性歌手ならシルヴィのように撮影に自宅の愛猫を運んでくるでしょう。表情はあくまでなごやかに、ゆったり感も増すわけです。
レコードコレクターズ増刊 猫ジャケ 素晴らしきネコードの世界

猫ジャケ6.jpg男と猫なら、男はイラストで描かれたものが実写より猫にフィットするようです。まあるい描線が、男の直線的な剛毅や勇猛をカムフラージュさせてくれるようです。

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posted by 猫ニャン at 13:22 | Comment(1) | TrackBack(0) | 猫美術

猫好き画家は猫をいつも傍らに
猫をはべらす猫暮らし!





猫好き画家は猫を描く。猫以外も多く描くが、猫も相当量描く。好きこそものの上手なれである。歌川国芳、1798年1月1日〈寛政9年11月15日〉 - 1861年4月14日〈文久元年3月5日〉)は、江戸時代末期の浮世絵師。画号は一勇斎。
20世紀後半からその評価は日本でよりさらに海外で高い。猫の百面相を描き、組み合わさった猫でできた猫文字もものした。

「猫の涼み」もあれば北斎の「東海道五十三次」を猫の生態でデフォルメした「其のまま地口猫飼好五十三匹」もあり、「口上」のごとき猫擬人画もある。猫好きなればこその精細なものである。
猫こそ描かれていないが「みかけはこわゐがとんだいゝひとだ」の奇想など、猫の感性というべきものかもしれない。
歌川国芳2.jpg
その画想をながむるにはウィキペディア・コモンズをギャラリー代わりに観るのが格好の閲覧。武者絵もあれば役者絵もあり、挿絵もあれば魚絵も力士絵もある。その題材すらが八面六臂、「猫飼好五十三匹」など1匹ずつつぶさに玩味しつくしたいがこの縮小絵では無理、リンクに飛んでいただいて拡大絵をご覧のほど。

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タグ:歌川国芳
posted by 猫ニャン at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 猫美術

虎にして猫、猫にして虎。
猫美術のスターターは長澤盧雪!





長澤盧雪「虎図」

和歌山県串本にある無量寺別院、應擧盧雪館にある襖絵「虎図」。
「虎図」は、葛飾北斎にも若冲にもあり、なぜにこの「虎図」かといえば、なにも猫科というばかりではない、虎にしてこれは猫であるからなのである。

元々魚と名乗っていた絵師長澤盧雪が猫を見ていたら虎のように見えた、そうであってそれだけではない。
実はこの襖絵の解題は、この裏に描かれた「薔薇図」と題された襖絵にある。
そこには川辺に憩う猫がいて、魚を狙うかの仔猫がいるのである。魚の身になってこの仔猫を見たならば……獰猛な、いかにも今にも跳びかからんばかりの「虎図」となったという、円山應擧の一番弟子、長澤盧雪の名品!

虎図2この躍動感、敏捷さ、ふだんはおとなしく丸くなっているような印象の猫が、いったん闘いの風情を見せるとこんな勇壮な姿となる、そんな生き生きとした<猫図>がこれ。

それとわかると、この虎は胴の細さが異様に目立つ。尻尾もまた長い。跳びかかられるお魚としては、顔はさらに大きい。
そう、落款に魚の文字を印した長澤盧雪の、心からなる魚の心象こそ、このいたずら心溢れる「虎図」というわけでしょう。WAO!

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posted by 猫ニャン at 03:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 猫美術
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